なにがあっても全部ネタだよね。

18歳女子が韓国に留学しながらいろんなものを観察してみる

母子家庭だから不幸って言わないで

私の両親は私が小学二年生の頃に離婚しました。両親がけんかをしていたような記憶はあまりありませんが、いつのまにかお父さんが一緒に住んでいなかったというようなあやふやな感じです。

 

私は弟が一人いて、私と弟を育てるためにお母さんは必死で働いていました。おじいちゃんとおばあちゃんは新潟にいて、学校が長期休みのたびに新潟に帰ってはたくさん一緒に遊びました。本当にいい祖父母です。

 

お父さんとは両親が離婚してからもあっていました。お父さんとお母さんは離婚してからは友達のような雰囲気だったので、たまに遊びに行ってはほしいものを買ってもらって、父方の祖父母の家でおいしいものをたくさん食べました。

 

たぶんお母さんはすごく大変だったと思います。私たちに貧乏な思いはさせたくないと必死で働いていたのでほしいものは買ってもらえたし、習い事もさせてもらいました。

 

お母さんを手伝うために新潟のおばあちゃんはこっちの家(関東ですよ)まで来て、ご飯を作ったり家事をしに数か月住んだりしていました。

 

小学校六年生の時にお母さんは再婚しました。二歳上の優しい人です。最初は知らない男の人がきて嫌だったけど、だんだんなれました。

 

私にもう一人弟ができて、祖父母もできました。新しい祖父母はとても優しい人で、私たちをとてもかわいがってくれました。特におばあちゃんは息子が二人とも男の子なので初めての女の子である私をとてもかわいがってくれました。

 

私はその後中学に進学し、高校に進学し、今は韓国に留学までさせてもらっています。

 

つらいこと、悲しいことがなかったわけじゃないけど、おもしろくて優しい人ばかりの家で、私はこの家に生まれてこなければよかったと、生まれてこの方思ったことがないんです。むしろ、この家でよかった。この家がよかった。心からそう思っています。

 

 

ラッキーだっただけだと言われればそれまでだけど、両親そろってたって不幸な家はいくらでもありますよね。どんなに幸せそうな家だって問題の一つや二つ絶対にあるじゃないですか。片親だからって勝手に不幸認定しないでほしいんです。

 

けっこう片親の子供たちの中であるあるだと思うんですけど

 

「今のお父さんは再婚したお父さん」

「今は苗字違うけど前は○○だったんだ」

「いちばん下の弟はお父さんが違う」

 

とか、なんのけなしに言った言葉なのに「あ…聞いちゃ悪いこと聞いたかな…」みたいな顔されるの

 

別にこっちは何とも思ってないのにそういう顔されることが嫌だってよく片親の友達と話したりしてました。

 

中学の時の美術の先生が、小学生の頃から使っているため名前シールに今とは違う苗字が書いてある筆を見て「小森…こういうのは変えておきなさい…」と、こそっと言われたことを覚えています。私は本当気にしていなかったからそのままにしておいただけで別にいいじゃないか!と思って結局その名前シールは変えませんでした。

 

 

もちろん、人にもよるけど、私のように片親の子供で、片親であることを特に気にしていないような子も多いんです。

 

片親だからって不幸じゃない。両親そろってても不幸な家を私はたくさん知っています。

 

だから、そんな風に「聞いちゃ悪いこと聞いちゃったかな…」みたいな顔しないでください。私は自分の境遇を不幸だと思ったことはありません。