なにがあっても全部ネタだよね。

18歳女子が韓国に留学しながらいろんなものを観察してみる

茶色い猫を見ると思いだす…

私の祖母はかなり頑固な便秘持ちである。私は生まれてこの方便秘なんてなったことがない。食べたら出るという超快便な人間なので、祖母の苦労はよくわからないが、便秘っていうのは相当大変らしい。

 

祖母は週に三回出ればよい方で、毎日出たら極楽浄土、観音様が目の前に現れるような気分らしい。トイレにはそれはそれは綺麗な女神さまがいるんやでえ~なんていう歌が私が小学生の時に流行ったが、トイレの神様とは便秘改善の神様のことなのだろうか。一度お目にかかりたいものである。

 

私が中学生の時の話だ。新潟にある祖母の家でわたしはごろごろこたつで本を読んでいた。近くで飼い犬のポン子がすやすやと寝ている。なんというのどかな日だろう。

 

私は本を置いて、さて、ひと眠りするか、と思った時、廊下の方からどたどたどた!という騒々しい足音が聞こえた。こんな騒々しい足音を鳴らして歩くのは祖母くらいである。祖母が居間に入ってきた。なんだよ全く騒々しいねえなんて私が毒づくと、祖母は神妙な顔をして私にこう言った。

 

「さっき一週間ぶりにうんこが出たんだけどねえ。成人の猫1匹分くらいだったよ」

 

私からは「は?」という純粋な疑問の声が漏れた。しかしその疑問を置き去りにして祖母はすたすたと台所に行ってしまった。

 

成人の猫一匹分とはいったい…。成人の猫なんて相当でかいぞ。私はふと横にいた犬のポン子をみた。ポン子はチワワであるからこのチワワよりは相当でかいと思われる。私はポン子を触ってポン子の大きさを確認した。

 

人間の腸は約1.5メートルくらいだ。うん、成人の猫一匹分ぐらい詰められなくもない。私の一週間にするうんこをためたらそのくらいの量になるかもしれない。しかし、現実的にそんなことが可能なのだろうか。

 

というか、その成人の猫一匹分がトイレでちゃんと流れたのだろうか。トイレの穴というのは私の記憶によればそんな大きなものではないはずだ。

 

数々の疑問を残して成人の猫一匹分のうんこ事件は終わりにすることにした。祖母に詳細を聞こうかとも思ったが、あまりにもくだらなすぎて聞く気にならなかった。

 

はたして、成人の猫一匹分のうんことはどのくらいなのであろうか。私の出生時よりも巨大な茶色い猫を見るたびに、私は祖母のうんこを思い出す。

 

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